目が覚めるような赤色にコロンとした愛らしいフォルム。甘く、やわらかく、手軽に食べられて栄養も満点。集合体恐怖症気味の私でも、なぜかあのブツブツの種はまったく気にならない。まさにキング・オブ・フルーツといっても過言ではない!
そんないちごへの一途な愛(というか一念?)が通じたのか、彗星のごとく現れた、ある「いちご」のデビュー一周年記念パーティー(ちば♡いちご キック・オフ・パーティー2018)に参加できることになり、先日行ってまいりました(株式会社オニオン新聞社様にご招待いただきました。ありがとうございます!)。
千葉県で生まれた新品種のいちご
パーティーは「いいいちごの日」である、1月15日の13時15分から開始というこだわりっぷり。今後メジャーにしていきたいという、並々ならぬ意欲を感じざるを得ません。
そんな、今パーティーの主役の名はチーバベリー。
千葉県農林総合研究センターが2005年から開発を始め、2017年1月から県内の観光いちご園や直売所で販売されているそうです。
チーバベリーはまだ数が少なく、県内の一部の農園だけで取り扱われている、かなり希少な品種なのだとか。現在では約75の農家が生産しており、約40の農園でいちご狩りができるそうです。
平成27年の千葉県のいちご産出額は78億円で全国9位らしく、いちご狩りの実績では全国1位とのこと。
いちご狩りでトップなら、今後手に入れられるところが増えてくれば知名度は上がっていくんじゃないでしょうか。
千葉県いちご組合連合会の小山氏によると、去年は需要と供給のバランスが悪くてあまり消費者に浸透しなかったため、今年は多くの人に食べてもらえるように尽力していきたいそうです。
いちごにかけて「一期一会!よろしくお願いします!!」と、挨拶をキメていました。
チーバベリーの特徴と味
チーバベリーは大粒で果汁たっぷり、食味がよく、甘みに加え程よい酸味、きれいな円錐形で鮮やかな赤色…と、かなりハイスペック。
病気にも強いそうですし、さすが10年以上の歳月をかけて開発しただけのことはありますね。
う~ん、この容赦ない瑞々しさ!そしてスタイリッシュ!
実際に食べさせていただいたのですが、甘味と酸味のバランスが神懸かり的に良い!
そして重量感とジューシーさがハンパないです。
当日はいちごを使ったスイーツ(パフェとタルト)も登場(ただし、使っているいちごは千葉県産の「とちおとめ」)。
オシャレ偏差値高いし、美味しいし、月並みですが、ストロベリーだけにベリーグッドという感想しか出てきません。
千葉県知事の森田健作氏も試食し、「うまあああ~い!!」と絶叫していました。
そういえば他にもラブリーないちごのお菓子がたくさんありましたが、こちらは展示のみで試食はなし。
しかし、いちごってホントに絵になるフルーツだな~。惚れ惚れします…
チーバくんがチーバベリーをPR
当日は千葉県のマスコットキャラクター、チーバくんが万雷の拍手を浴びながら登場。踊りながらチーバベリーを宣伝していました。
いちごの冠とマントがかわいい♪
スタッフの人の話を聞くまで知らなかったのですが、チーバくんて横から見たら千葉県の形をしているんですね~。そんなに作りこまれたキャラだったとは…
魅惑のいちご色々
チーバベリー以外に他のいちごも試食させていただけましたので、ちょっとご紹介を。
写真左から「真紅の美鈴」、「ふきの香」、真ん中の手前と奥に2つ並んでいるのが「おいCベリー」、一番右が「かおり野」です。
どれも甲乙つけがたいのですが、一番グッときたのは真紅の美鈴でしょうか。色も味も濃厚で、迫りくる果汁感に圧倒されました。
まとめ
いちごというと、個人的には栃木や福岡のイメージが強かったのですが、千葉も全然負けていない…というか、チーバベリーのあの圧倒的な存在感をもってしたら、いちごの産出額がさらに増えることになるんじゃないかと思えてなりません。
デビューしてまだ一年目というのに、オーラがすごくて大物の風格が漂っていましたからね~。
お土産でもいただけたので、さっそく帰ってからも食べましたが、やはり味わいは格別!
なんかもう、すっかり虜になってしまいました。お土産でいちご狩りの無料ご招待券をいただけましたので、ぜひとも再び味わいに行ってみたいです。