【神戸・山手八番館】座って願い事をすると叶うサターンの椅子

神戸の北野異人館のひとつ、山手八番館にあるサターンの椅子(サートゥルヌスの椅子)に座ってきました。

山の手八番館
山の手八番館

サターンの椅子のサターンというのは悪魔のことではなく、ローマ神話の農耕神サターン(サートゥルヌス・ギリシャ神話ではクロノス)のことで、豊穣をもたらす神なので、その名に因んで願い事が実り叶う椅子と言い伝えられているのだとか。

サターンの椅子

以前、日本テレビ系列の番組『ザ!世界仰天ニュース』で取り上げられてからは、長蛇の列ができるほどの人気だったそうですが、新型コロナウイルスの影響か、はたまたブームが去ったのか、人がほとんどいなくてほぼ貸し切り状態でした。

サターンの椅子は2脚ありまして、向かって左側が男性用で、向かって右側が女性用です。

サターンの椅子

一応、近くに説明書きの看板が設置されていたので、それをチェックしてからいざ座ろうとしたら、知らない男性が右側の椅子に座っていたので一瞬混乱してしまいました。

心配になったので窓口の人に確認したら、右側の赤みがかった色のカーテンの前にあるのが女性用ですよと言われました。

男性用

サターンの椅子

女性用

サターンの椅子

ネットでは男性は男性用、女性は女性用の椅子に座らないと願い事の効果が表れないと言われている、との情報がまことしやかに出回っているみたいですが、本当なんでしょうか。

だとしたら、あの間違えていた男性が気の毒ですが・・・

それはさておき、サターンの椅子は願いを叶えたいとやってきた人々の残留思念が渦巻いていたからか、どことなく周囲の空気がズッシリと重かったような気がしました。

といっても、陰気で暗いというわけではないんですが、彫刻で縁取られた椅子の見た目や雰囲気も含めて、重厚なオーラは漂っていましたね~。

サターンの椅子
サターンの椅子

ほど良くお尻が沈み込むというか、座り心地はかなり良く、ずっと座っていたくなるような快適さ!

19世紀頃に製作されたとのことですが、まったくボロさはなくてしっかりした作りの椅子でした。

つい欲張って願い事は2つにしましたが、果たして効果のほどは・・・

叶うことを願って楽しみに待とうと思います(信じる者は救われる・・・)。


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