あの類稀なる発想力と暴走力は誰も止められない…
天才料理研究家、平野レミさんの料理を作ってみました。その名も『人参まるごと蒸し』。
葉つきの人参を再現しているというのが、もうなんというか、スケールが違いますね。ビジュアルのインパクトが凄いです。
人参まるごと蒸しの作り方
まず、にんじんと水、オリーブ油、ハーブソルトを鍋に入れてフタをし、30~40分弱火で蒸し焼きにします(様子を見て途中でひっくり返す)。
ハーブソルトがないので代わりに岩塩を削ったものとローリエとパセリの茎を投入。超テキトーな、なんちゃってハーブソルトです(写真を撮り忘れた…)。
次に、くるみ(細かく刻んで炒る)、牛乳、マヨネーズ、オリーブ油、ハーブソルト、コショウ、クミンパウダーを混ぜ合わせて、くるみソースを作ります。
…が、またしてもハーブソルトがないので岩塩だけにして、クミンパウダーもないのでクミンが入っているマサラを入れました。
さらに余っていたピーナツバターも入れてアレンジしまくり。
そしてバターを入れ、にんじんに焼き色がつくまでソテー(ローリエとパセリの茎は取り出しました)。
写真では鞄を股で挟むサラリーマンよろしく、にんじんがバターを挟んじゃっていますが、たまたま入れたらこうなっただけで、他意はございません。
皿ににんじんを並べて、イタリアンパセリを葉に見立てて飾り…と、これまた無いので代わりにパセリを使いました。にんじんが猛烈にやわらかくなっているので、楽々ブッ刺せます。
最後にくるみソースをかければ完成。
いざ、実食
味はどうかといいますと、もうとにかくにんじんが甘い!人工的ではない、自然な嘘偽りのない甘みが、これでもか!と凝縮されている感じです。
皮ごと食べることになるので、栄養素がしっかりもれなく摂取できていそうなのも、体にいいことしている感を味わえてなんだか嬉しい。
ただ、ソースがちょっと…
アレンジしてピーナツバターを入れたので、なんとなくエグい味わいになってしまったような…。
いや、もしかしたらくるみを炒り過ぎたのかもしれない。少し焦げていたところもあった気がするので…
いやいや、マサラの影響かもしれない。う~ん…
それから岩塩のパンチが強すぎて、しょっぱさも気になりました。
やはりレシピ通りに作らないとダメですね~。私はいつも料理を何かで代用したり、自己流でやってしまうところがあるのでいかんなと、反省しました。
次回はしっかり忠実に作ってみよう…
【参考】remy(平野レミ公式サイト)