ガンアクションはカッコいいがストーリーは解せぬ【ヒットマン】レビュー

最近、昔の映画ばかり観ています。今回は2007年公開の映画ヒットマンを鑑賞。

主人公が強烈でした。一目見たら脳みそに焼きついて忘れられません。

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主人公のハゲ頭が目立ちすぎな件

なにが強烈って、バーコードを彫ったハゲ頭・・・いや、坊主頭。

バーコードが後頭部にあるものだから、メチャクチャ目立っている。

まるで焼印付きの饅頭のようです。ヒットマンというより、ヒットマンジュウって感じです。

組織の暗殺者なのに、そんな奇抜なアタマ晒しちゃってど~なのよ?と、余計なお世話ながらツッコミ入れたいです。

警察に追われてホテルのプールに飛び込んで逃げた主人公(名前がなくて47という番号で呼ばれている)がどこかのブティックに入り、洋服を着替えて出てきたのを見た時は、レジでその頭のバーコードにピッとやって買い物したのか?と、つい妄想してしまいました(んなワケない)。

でもシャツ一枚のまま逃げていたから、財布とか持ってなさそうでしたが・・・。店員を皆殺しにして商品をかっぱらったのでしょうか。

人を殺しまくっているけど様になりすぎ

とにかくこの47、人のこと殺しまくりです(殺し屋だから当たり前ですが)
そこまでやるのかというくらい、恐ろしく冷徹です。

武器の密売人たちを撃って撃って撃ちまくって全滅させるシーンは、よく考えたら物凄い残酷なのに、なぜか芸術的にすら見えてしまう・・・

舞い上がる紙幣の中で両手をクロスさせて乱射するところなんか、カッコ良さが尋常じゃありません。
ドンパチや流血が苦手な人はともかく、これは必見です。痺れます。

どんだけ人殺せば気が済むんかいって感じなのですが、あまりにもスマートに殺人をこなしていて様になっているものだから、善悪なんか次第にどうでも良くなってきて、いつの間にか主人公に魅了されてしまいます。

 主人公(47)のホ〇疑惑

サイコな殺人マシンみたいな47ですが、ロシア大統領に囲われている娼婦のニカという女性に出会ってから、少しずつ人間的な感情が芽生えるようになっていきます。
ま、観ている限り恋ってヤツなんでしょうが・・・

このニカという女性はストックホルム症候群的に主人公に好意を寄せるようになって、下着姿でウロウロしたり、もっと直接的に酔った勢いで主人公に迫るのですが、47は武器(失神する薬品入りの注射器)を使って拒否します。

セクシー・ニカの据え膳を食わなかったのはエライ。というか、ここまでくるとホ〇なんじゃないか?とすら思えてくる。
しかしこのシーン、なんだか微妙に動揺している様子が垣間見えるので、ノンケなんだろうなとは思いますが・・・

ヒットマン(2007)の感想まとめ

最後はハッピーエンドみたいな印象を受けましたが、47のバーコードハゲやスタイリッシュさに目を奪われていたせいか、イマイチよく理解できなかったところがいくつかありました。

47にあなたは狙われていると電話で教えた女性は誰なのかとか、警部の家にあった、47が殺した人物は誰なのか・・・とか。組織の実体もよくわからなかったので、ストーリー展開に納得いかない部分が多かったです。

でも主人公47(ティモシー・オリファント)の目ヂカラやニカ(オルガ・キュリレンコ)の美脚、カッコいいガンアクションに圧倒されるうちに、ストーリーはどうでも良くなってきました。

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