医者知らず「冷えとり」で完全健康人生

慢性的な冷え性に悩まされています。

どんなに暑い夏場でも手と足の指先は氷のように冷たく、とても生きている人間とは思えないレベル。

どうにかして冷え性を克服したいと思い、医者知らず「冷えとり」で完全健康人生という本を読んでみました。

それにしても「完全健康人生」って、妙な力強さというか迫力のある字面です。

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冷えをつくらなければ長生きできる

冷えはあらゆる病の元凶と説く著者。

クヨクヨしたり、イライラすると、冷えの5000倍の毒が溜まると書かれていました。

5000倍という数値の根拠がどこにあるのか謎ですが・・・

物のたとえなのでしょうか?

詳しく書かれていないので、いまいち、冷えと毒の関係がよくわかりませんでしたが、冷える=毒がたまるということなのかもしれません。

でもたしかに落ち込んだり、過去を悔んだりすると、心がヒンヤリすると同時に体も冷たく感じるような・・・

それで体の調子もどんどん悪くなっていって、いかにも毒素がたまっていそうな感覚になるような気もします。

筆者は心がけや性格が健康に影響を及ぼすとも主張しており、傲慢な人は肝臓・胆のう、冷酷な人は心臓・血管系統、利己的な人は消化器、強欲な人は肺と大腸が悪くなるそうです。

自分本位ではなく他人本位の生き方をして、心に冷えをつくらなければ125歳くらいまで生きられ、しかも寝たきりにもならず眠るように死んでいくのだとか。

オカルトチックな主張?

冷えとり健康法を試したらこんなに良くなったという体験記も載っているため、それを読んでいると著者の主張には説得力があるように思えてきます。

しかし、生まれた時から胃が弱いとか肝臓が弱いとかいう体質や素因は前世の毒を持って生まれてきたからとか、家の中をきれいにするといろいろな家具や道具が喜んでその霊に感謝される、とかいう主張はオカルトのような気が・・・

私は漢方を売っている店の人に顔を見るなり、肝臓が強くないですねと言われたことがあるのですが、前世の毒を持っているってことなんでしょうか。

そう言われたのは未成年の頃で、まだお酒を飲んでいないときでしたし。

でも前世だの、家具の霊だのって科学的な根拠が・・・とかなんとか、そういう不信を抱くと毒になって冷えにつながるらしいです。

う~ん、説得力があるような、ないような・・・

まとめ

とりあえず、夏でも手足が氷のように冷たい筋金入りの冷え性はイイ加減どうにかしたいので、できることからやってみようかなと思います。

冷えとりの4原則は半身浴、靴下の重ねばき、腹七分目、正しい生き方だそうですが、靴下を5~6枚以上重ね履きして靴を履くのは個人的に無理なので、ひとまず半身浴と腹七分目に取り組んでみようかなと。

正しい生き方というのは他人本位の生き方なのでしょうが、これはかなり難しそうですね。

世知辛い世の中ですから、自分のことで精いっぱいってことが多いですし。

他人本位に生きるといっても自分を蔑ろにしてはいけないと思うので、自分を大事にしながら他人も大事にするって感じなのでしょうか。

そのバランスをどうとっていくのか、永遠の課題になりそうな予感がします。

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